技術情報
分煙対策・外気遮断用エアカーテン
建物の出入口(開口部分)から、冷・暖気の漏洩を防ぎ、虫や花粉、ホコリ等外からの侵入を防ぐ効果があります。 エアカーテンを使うことにより、飲食店では閉塞感のない分煙対策、その他店舗やビルでは開放感をもたらし、入りやすい意匠づくりができます。
動画で見る「トルネックスのエアカーテン技術 」
エアカーテンはこんな場面で使われています。
トルネックス製品をCHECK!
- 無段階調整だから実現できる!
場所に合わせた風速調整 -
2wayエアカーテンボックストルネックスのエアカーテンは分煙・外気遮断の両方に使用可能
<例えば・・・>- 喫煙・禁煙の境界 ⇒ 弱~中運転
- 店舗出入口 ⇒ 強運転
- 忌避エリアをつくり
もう虫を寄せつけない! -
防虫エアカーテンフマキラー社のウルトラベープPROがエアカーテンにより、 開口部に行きわたり防虫します。
- エアカーテン技術を採用している製品
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開発エピソード
分煙から省エネへの広がり
<担当者>
株式会社トルネックス
技術部 部長 浦田 浩作
環境営業部 第二営業課 山本 直樹 / 技術部 製品設計課 老沼 智志
※敬称略。所属及び役職、呼称につきましては、公開当時のものです。
‐他の分野の商品展開について聞かせてください。
浦田
最近では、飲食店などのサービス産業にも分煙化が広がり、そこから、新たに省エネの事業が始まりました。店舗の省エネニーズに対して『2wayエアカーテンボックス』を開発。エアカーテンを活用した気流制御技術で室内の空気を外に出さないようにし、空調効率を高めることをご提案しています。また、衛生面から、虫の侵入やウイルスの汚染を避けるニーズも高まっていますので、自社技術だけでなく他社とのコラボレーションにより広い用途に対応していきます。
山本
さらに自動ドアのエンジンボックスに設置できる『2wayエアカーテンボックス自動ドア連動型』も開発しました。自動ドアの開閉に合わせて風を吹き出すため、非常に効率的に空調効率を高めることができます。
老沼
従来機よりもさらに小さくし、コンパクトで、スマートな印象になりました。自動ドアが人を検知したときに信号をもらってエアカーテンが動き始める仕組みで、ドアが開いたときには稼働しています。完全に自動ドアが閉まってから止まるように設定されています。
自動ドアのメンテナンスのときはエアカーテンを取り外さないといけませんが、電源もコネクタで基盤とつながっているので、取り外しやすくなっています。自動ドアは点検が義務づけられているので、それを配慮した設計です。